top of page

チャリティーフットサル大会の目的

テーマ「未来のファンタジスタは君だ!」

 今大会の目的は、参加者同士の交流と、皆様から頂いた参加費を非営利団体のアクションさんを通してフィリピンのストリートチルドレンの手助けに使うというものです。

 ストリートチルドレンとは、細かい定義はありますが、簡単に言うと路上で生活している18歳以下の子供たちの事です。ではなぜ路上で生活しているのでしょう。もちろん、親が居ない、帰る家が無いという理由はあります。しかし、80%のストリートチルドレンの子供たちは親と同居し、さらには帰る家があるのです。ではその理由とは何だ?と言うと、それは経済的なものや家庭環境の悪さです。

 私達は去年の秋ごろ、実際にフィリピンにボランティアを行いに行った、同じサークルの先輩たちからこのような話を聞きました。そして、数ヵ月後の11月8日。フィリピンを大型台風が直撃しました。私たちは当然のごとくフィリピンの状況に対してショックを受け、又今回の災害で増えてしまったであろう、ストリートチルドレンのの事について悲しみを覚えました。私たちの中で「フィリピンのストリートチルドレンの為に何かしたい」という声がぽつりぽつりと聞こえ始め、それがサークル全体の意思となったとき、非営利団体のアクションさんの扉をたたき、それについての協力をお願いしました。そうしたところ、アクションさんは快くこれを受けてくれ、さらには、チャリティーフットサルの開催を決定づけた有益な情報を提供していただきました。それは、フィリピンのオロンガポ市内の二つの地域にいるストリートチルドレンで、フットサルを練習することで奨学金を得て学校に通ってる子供たちがいるということです。ここでは、教育の提供の他、練習終了後に栄養のある食事の提供を行っているそうです。さらに、アクションさんは、このストリートチルドレンの子供たちの食事提供プログラムへの寄付を提案してくれました。

 これを受け私たちは、寄付を募りたいと考えましたが、できるなら寄付していただく方々にフィリピンのストリートチルドレンの現状を知ってもらい、それにくわえて快く寄付してもらいたいと思いました。 それなら、と血気盛んなサークルのメンバーたちが、「スポーツを通したものが良いのではないか」「スポーツなら現地のストリートチルドレンの子どもたちが行っているフットサルが良いのではないか」と次々、熱い意見を述べ、長きにおける議論を交わした結果、今回チャリティーフットサル大会を開催する事になりました。

 今回の参加費となっている12000円は約80食の食事提供プログラムを実施することができます。皆様のご参加、心よりお待ちしております!

 

bottom of page